主婦の発明について質問を受けました

主婦の発明って、一体どうすればいいの?

先日、主婦の発明について質問を受けました。「私にはアイデアがあって、主婦の発明に興味があるんだけれど、どうやったら商品化ができるんですか?」と質問されました。

誤解されている部分とは?

特許をとれば簡単に不労所得が得られると誤解をされる人が多いと思いますが、商品が売れるまでは、簡単ではありません。私の場合は時間も労力もお金もかかりました。まず権利化をして、企業に売り込みをかけるのですが、そんな簡単には採用してもらえません。なので、いろいろやってみましたが、結局のところ自分で販売をしています。かといって、採用してもらっている事例がないわけではありません。

とわいえ、採用されている事例があります

「おばあちゃんの草とり爪」という発明品は、私が岡山日曜発明教室に通っていた10年以上前にメーカーに採用されています。

その当時のこと、おばあちゃん(すずさん)仮名から、アイデアを商品をメーカーに、どんな思いでこの商品を開発したかを切々と手紙に書いて送った話を直接聞いたことがあります。長年の努力と人柄が、手紙から伝わったのだと思います。社長さんが、「きっと親孝行をするような思いで採用してくれたのではないか」と、すずさん(仮名)が謙遜しながら話してくれました。

ロイヤリティ収入って、どれくらい?

採用されると、どれくらいもらえるのでしょうか?興味があり、聞いてみました。 聞いた金額は、その当時は、お小遣いほどの金額。「えーそんなに少ないの~」テレビ番組で紹介されている金額と比べたら夢のない話で、がっかりしたことを覚えています。売上金額と商品価格とロイヤリティー金額、ここの数字が影響します。その数字が変われば当然、入ってくるお金は違ってきます。だからヒット商品にならないと、ヒット商品を生み出さないと、不労所得とまではならないのです。

どちらを選ぶか?が悩ましいところ

考案した発明品は、ロイヤリティー収入を得るに適した商品なのか、自分で販売した方が良い商品なのか?のどちらかを選ぶことになります。試行錯誤しながら進んでいくものなのです。

まとめ

主婦の発明で収入を得るには?

・権利化してから自分で販売

・企業に売り込みをして、ロイヤリティ収入を得る

どちらを選ぶかを決めて進める。